面接の受け方 ～あなたらしさを大切に～

面接を受ける際に心掛けることと
注意点について紹介します！

面接ではなく会話

面接はあなた自身をアピールする場ですが、面接官の話にも耳を傾けましょう。中途採用の面接は、就職活動の頃に受けた面接のような質疑応答スタイルではなく、お互いの話を積み上げていくイメージに近いので、自分の話したいことだけ話すだけではなく、面接官が話す内容・質問の意図をしっかりと理解して、的確に返すコミュニケーション能力が試される場になります。

リラックスしましょう

面接官があなたに対して安心感を抱くのはどんなときでしょう。それは、あなたが心を開いて笑顔で話をしてくれるときです。面接官に対して余計な警戒心を抱いていては、相手も警戒してしまい雰囲気が悪くなってしまいます。リラックスして笑顔で相手の気持ちを惹きつけることができれば、会話も弾み雰囲気も明るくなります。

企業にとって“何が得か”を理解する

あなたを採用した場合、企業にとっては何が得なのかを理解させましょう。企業側からすると「あなたにお給与を支払います。あなたは会社にどんな利益をもたらしてくれますか。」ということが採用のポイントとなります。
ここまで露骨な質問はしませんが、あなたの自己PRがその点に基づいているかが重要です。企業研究を行ったうえで「私だったらこうする」「こうすればもっと良くなる」など企業に提案できると、さらに前向きなあなたをアピールすることができます。

あなたらしさを大切に

面接対策として職務内容の説明や質問の返答などいろいろと準備することはとても大切ですが、これらを暗記しても意味がありません。せっかくあなた自身が築いてきた大切なキャリアですので、暗記するのではなく、あなたらしさを出すためにもあなたの言葉で面接官に伝えましょう。

面接時の服装

面接時の服装に関して、エントリーする企業によって細かい指定はあるものの、スーツ着用を指定する企業は少なくなりました。ファッション業界ですので、その方のセンス(感度)を測るため、私服を指定されるケースが多いです。
ただ、最終面接などは社長や役員が面接に入るケースが多く、そういった場合はスーツ着用など指示されることがありますので、事前に確認して、節度ある服装で臨みましょう。

面接時の持ち物

面接時の持ち物はエントリーする企業や職種によっても異なりますので、面接前に必ず確認しましょう。専門職（デザイナー、パタンナー）や販売促進、WEBデザイナーといった日常的にクリエイティブな仕事をされている職種の場合は仕事上で制作した資料等を持っていくケースが多いので、事前に準備しておきしょう。
また、面接の最後で企業側に質問できる時間がありますので、その際に質問した内容をメモするためにメモ帳(手帳)と筆記用具は必ず持っていきましょう。履歴書、職務経歴書に関しては、事前に企業に提出していても、念のため面接当日に1部ずつ持参するようにしましょう。

面接時の質問

企業への質問は、不明点をクリアにすることと企業への志望度をアピールする絶好の機会です。ただ、選考が進めば確認できること（年収などの条件面や会社の福利厚生など）や面接官にとって担当外な内容を聞くのではなく、面接に参加している面接官にしか聞けないこと（ブランドの方向性や業務内容、人員構成など）を質問しましょう。