エントリー ～事前準備として必要なこと～

求人情報の見方からエントリーした後の書類選考、
面接までに準備することについて紹介します！

求人情報の見方

求人情報には、企業の情報はもちろん、募集している職種やポジショニング、職務内容、求められる経験、そして雇用される際の条件の詳細などが記載されています。
人それぞれ求人情報において重要視するポイントは違うと思いますが、求人情報の内容は隅々まで確認して、少しでも気になる点があれば、メモしておいて面接の時や選考の途中で企業側に確認しましょう。ただ、求人情報を確認するのは重要なことですが、すべての情報を網羅しているわけではありません。実際、職務内容や求めるスキル・経験といった項目については、ある程度の目安で記載していることが多く、詳細については選考の中で具体的になっていくケースもありますので、求人情報の内容だけを鵜呑みにせず、興味があればまずはエントリーしてみるという積極性が大切です。

エントリーに必要なもの（提出物・ポートフォリオ）

クリエイティブな職種（デザイナー、パタンナー、VMD、販売促進、WEBなど）にエントリーする場合、履歴書や職務経歴書に加え、今までの仕事で手掛けた作品やあたなのスキルをアピールできる資料（ポートフォリオ）を提出するケースが多いので、エントリーの時にバタバタしないように余裕をもって準備しましょう。

一般的には、下記の資料を企業に提出します。

• デザイナー … 最近作成したデザイン画（ハンガーイラストではなくスタイリング画が望ましい）、
  　　　　　　 ディレクションMAP(素材、色等)、仕様書、カタログ、ブランドコンセプト資料など
  
• パタンナー … 仕様書（指示書）、カタログなど
  
• VMD … VMDの指示書、ディスプレイの画像など
  
• 販売促進 … POP、DM、リーフレット、カタログなどの制作物
  
• WEB … バナーなどのWEB制作物
  

上記の提出資料は、必ずあなたが携わったものだけを厳選して下さい。カタログを提出する場合、あなたが携わった商品がわかるように付箋等で目印を付けておきましょう。資料はエントリーの段階で提出することが多いですが、企業によっては選考の途中に提出を求められるケースもあります。最近は履歴書、職務経歴書を含めた上記の資料もメールで提出することが多いので、事前にPDF等の形式でデータ保存していつでも提出できる準備をしておきましょう。

その他注意事項

デザイナーの場合、エントリーするブランドのテイストと今まで手掛けてきたブランドのテイストが違う場合は、エントリーするブランド向けに新しくデザイン画を作成したほうがテイストの理解度やデザインの幅をアピールすることができます。
※仕様書を提出する場合は、お取引先の情報は修正テープなどで伏せておきましょう。

書類選考

企業へエントリーすると最初に「書類選考」が行われます。書類選考にかかる期間は、企業・募集職種等によっても差がありますが、一般的には「1週間～10日程度」とされています。もしそれ以上かかっても返答がない場合は、状況を確認しましょう。

企業研究　- 面接までに準備すること！

面接に進んだら、学生の時の就職活動を思い出してみましょう。面接を受ける企業・ブランドのHPをチェックし、企業の理念やブランドのコンセプト、企業やブランドの最近の動向記事等をチェックしていたと思います。転職も同じです。まずはその企業・ブランドのことをとことん研究しましょう。
転職は入社したらゴールではありません。入社した新しい環境でどのように自分自身が成長できるのかまで考えることが大切ですので、それが実現可能な企業なのかどうかを知るために企業研究が不可欠です。

面接の情報をチェック　- 面接までに準備すること！

面接に関する情報は、必ず内容のすべてに目を通して不明点（面接官の名前、会場に着いてからの手順等）があれば、事前に確認しましょう。面接当日は、面接開始の5 分前までには会場に着くように余裕を持った行動を心掛けましょう。
初めて行く場所は、迷ってしまう可能性もあります。時間に余裕があれば事前に面接会場の下見などを行い、気持ちに余裕をもって面接に臨みましょう。